- すおうおとし
- すおうおとし【素襖落】(1)狂言の一。 主人の伯父の家へ使いに行った太郎冠者は, 酒をふるまわれて素襖をもらう。 酔って帰る道で帰りの遅い自分を捜しに来た主人と出会い, 素襖を隠すが, 落として主人に拾われてしまう。(2)新歌舞伎十八番の一。 長唄・義太夫。 本名題「襖落那須語(スオウオトシナスモノガタリ)」。 一幕。 福地桜痴(オウチ)作。 1892年(明治25)東京歌舞伎座初演。 狂言の同名曲を舞踊化したもの。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.